
秋元真夏。
アイドルらしい振る舞いや表情がとても上手な上、常に前向きでネガティブなことをまず言わない。非常にしたたかな面のある、女性らしい女性だと感じています。
いじられキャラと位置もすっかり板に付き、それさえも自分の糧にしているとさえ見える。秋元真夏という人間性について、一方的ではありますが考察してみます。
出典:http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2066467.html
機転が利く、頭のよさ
まず確実に言えるのが、頭の良さである。現在彼女はフェリス女学院に在籍しているが、全国的なレベルで見れば、そこまでレベル(偏差値)の高い学校ではない。
しかし、女の子同士の付き合いの得意(計算すれば分かる)な彼女にとって、居心地の良い環境なのではないだろうか。しかも女子大ということで、アイドルとして「色恋沙汰はない環境ですよ〜」とアピールすることも出来るというのは、もちろん計算の上のことだろう。
バナナマンや番組司会者との絡みを見てもわかる通り、頭の回転が非常に速い。それは乃木坂46の多くのメンバーに言えることでもあるが、”ココしかない”というタイミングで、絶妙なコメントを付けている。しかし秋元の場合、機転が利くことも彼女の計算の高さからではないだろうか。
彼女は計算するだけの経験がある。彼女の高校の後輩である元メンバーからのタレコミでは「クラスカースト的に下の方にいた」という情報がある。
計算高さからの可愛さでも受け止めてくれるカーストは、クラスカースト的に下層の方(ヲタク気質の層)だったのだろう。本来彼女は「地味」なのかもしれない。
トーク力や司会としてのスキル
彼女には、自分に与えられていな時間でも奪いとって自分の時間にする力がある。明らかに番組内で、話を振られているメンバーではないトーク場面でも「あっ、私知ってるかも!」という感じで切り込んでいくのだ。
自分を売り込む。自分の空気感や流れがなくても、突如として自分の世界観に引き込む「ゴリ押し感」が、彼女の司会能力が長けている所以だろう。
計算高いことも相まって、時間通りに美味しいところも考えることができている。だからこそ、自分の進めたいように番組トークを計算していくことが出来るので、司会進行に向いているのだろう。
これら全ては、彼女のマルチタスク能力が秀でているから出来ることなのだ。俗にいう「地頭が良い」だと思う。
キャラ設定にみる成功と失敗
出典:www.youtube.com
その計算高さゆえ、キャラ設定にも微塵のブレがない。それはどのように評価できるだろうか。
成功ポイント:頭の良さをフルに活用し、司会進行やバラエティ担当の仕事を得ている。運営側の望むバラエティの「美味しさ」をきちんと分かっており、リアクションも上手に出来ている。「可愛くいるために計算することが、どうしていけないのか分からない♡」という発言も番組内でしている。
計算することを公言したうえで、その「あざとさ」にファンはハマっていくのだ。
失敗ポイント:「でしゃばり過ぎ」なキャラクターだと、メンバーから嫌われている可能性は否定できない。なぁちゃん(西野七瀬)との確執が存在した時期もあった。表面的には不可抗力であり、なぁちゃんの優しさから秋元は「許された」ことになっているが、未だメンバー内での影は濃いと見ている。
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釣り対応が果たす効果
ずっきゅん。
あれは、本当に可愛い。乃木坂46結成当初からずっきゅんは行っていたし、本当にずっきゅんされてしまうファンもいた。
しかし、そのずっきゅんが計算であることがにじみ出てくると、「あぁ、計算だったのか・・・もう嫌だ」と落胆するファンと「計算でもいい、可愛い!あざとい!」と自ら釣られにいくファンとに別れた。
しかも計算でもいいと分かってあざとさを追求するよりも、「誰かをいじめの標的にすることで全体が安定する」という暗黙の方程式によって、ずっきゅんをしても「うわぁぁぁぁ〜」と反応するのではなく「白ける」という反応に変わっていった。
万能にも見える秋元の唯一伸びていないスキルが「釣り」かもしれない。
肩出しなどの評価
乃木坂46の露出の少なさ、それは「きちんと感」を実現するためには必要不可欠な要素だ。しかし、好きな女の子のそれを拝めるというのは、男なら誰にでもある欲求である。
裸にシーツをぐるぐるにして写真の投稿など、マネージャーからSNSへの露出を禁止されるといった事象もあったようだ。そんな危なっかしさも、彼女の計算高さからのことなのだが、その危なっかしさがファンの心を掴んで離さないのだろう。
秋元にとって肩出しなどは、ただの挨拶でしかない。
総評
秋元はダンスが下手である。しかし、彼女にはその不得手をなかったことに出来る頭の良さがあり、計算高さがある。彼女なりの処世術なのだ。
計算高いことは、決して悪いことではない。彼女の適応能力は全て「計算」だったとしても、結果として期待に応える・期待を超える「結果」が出ている以上、認めざるを得ない。秋元は乃木坂46としてアイドルを続けながら、グラビアとして売っていくことも頭の片隅にもあるのではないだろうか?しかし、グラビアをやるにはスペックが少し足りないところがある。
その辺りのバランスが、今の「乃木坂46の秋元真夏」を作っているのではないだろうか。彼女の魅力に、今後も期待する。


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